2001年8月に結成。
クワイア名のWeiβ(ヴァイス)はドイツ語で 「白」を意味しています。
年齢も環境も異なるメンバーが気持ちをひとつにし、いろんな色に染めていきたいという思いが込められています。
『One for All,All for One』を大切にし活動中。
No.86
2010/09/17 (Fri) 14:01:27
黒人映画を見たいなと言って、この映画を勧めてもらい見てみました。
見た後、僕は皆に同じように勧めてみたくなりました。
是非知ってほしいです。
do the right thing / Spike Lee
深いです。
ブルックリンの町の中で起こる人種対立を描いた映画で、見る前は監督は黒人だから、よくある「黒人差別反対!」って投げかける映画なんかなって勝手に思っていました。
でもそんな単純な映画ではなかったんです。
あんまりネタばれしませんが、ざっくりな内容としはて黒人街で働くいろんな人種。
黄色も白人も住んでいる。
イタリア系の主人公はピザ屋さんを開いていたが、ある日黒人の客が店に飾られている偉人写真を見て、何故黒人が全くいないのか?と主人公に因縁をつける。キング牧師やマルコムXやマイケルジョーダンもいるやろーって。
そこから大きな事件に発展するんです。。。
アメリカでは、今でも黒人差別は考えられないくらい根強いと聞くし、一部の中では白人が全てって思っている人もいると聞く。
逆に奴隷にされ差別をされた過去があったからこそ、今でも黒人が白人に対する憎しみも、ものすごく深い。
全員が全員ではないが。
黒人・白人だけじゃなく、もちろん僕たち黄色人種もいる。
白人・黒人・黄色の中でも生まれた場所によっていろんな人種がいるし、宗教とか思想を人種の材料にしたなら、無限にありますよね。
do the right thing~正しいことをする。
いろんな価値観を持った「人」が同じ町に住んで、それぞれが思った「正しいこと」をして生きている。
この映画は誰が正しいことをしたとか、間違っているとか、そんな事は言ってないんです。
こういう現実がある、実際に起こっているということを教えてくれる。
でも決して、違う人種同士だったら上手くいかないとも言ってなくて、聞く耳を持たず、それぞれの意見をぶつけ合いすぎて起こってしまった失敗例を描いただけ。
こうならないためにはどうすればいいんやろ?って見てる側に投げかけているように思えた。
見る前に黒人監督が作った映画やから、黒人差別反対映画って思った僕は何もわかってなかったんやなって思い知らされました。黒人がつくったから単純な・・・黒人に対しての差別になるかも知れないですね。
全ての黒人とスパイクリーに謝ります。m(- -)m(汗)
長々と内容について書きましたが、音楽は僕のめっちゃ好きなBlack が満載です。
映画の世界を皮肉ったテーマソングの「Fight the Power」もなかなかCool なナンバーっす。
うーん。
正しいことって何なんやろね。
たかぴ@Weiβ
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